子供の手を急に引っ張るのは危険です!

こんにちは!

けんた整骨院です!

 

本日は「肘内障」についてお話します!

皆さんは肘内障(ちゅうないしょう)とは

何のことかご存知ですか?

肘内障とは肘の輪状靭帯と言われる靭帯と橈骨と言われる骨が

はずれかけた亜脱臼の状態と言われます。

pulled elbow syndrome(引っ張り症候群)

とも別称されます。

親が子供の手を強く引っ張ることでよく発生します。

また、子供が寝返りすることでも発生します。

生後6カ月から6歳に多く発生するとも言われています。

繰り返し発生する恐れがあるので注意が必要です。

 

多く見られる症状として、

突然肘を痛がって動かさなくなります。

腕をだらんと垂らしたまま曲げようとせず

肘を触ろうとすると嫌がり泣き出す

といった症状があります。

局所の腫脹や発赤などは認められません。

 

小児であるため原因がはっきりしないことが多く

肘に腫脹がある場合は骨折なのど鑑別が必要になります。

また、鎖骨の骨折でも同様な症状が

見られることがあるので鑑別が必要です。

 

再発防止として、

小児を持ち上げる際は前腕を持たないようにしましょう!

また、手を繋いでいるときなど急激に腕を

引っ張らないように注意が必要です!

 

再発の危険性が高い疾患ではありますが、

成長に伴って自然に発生しなくなるので

特に心配はいりません!

 

当院では肘内障の処置も対応しております。

上記のような症状がありましたら

お気軽にご連絡ください!